【子供の健康を食で守る】加工食品をおすすめしない2つの理由

子供の健康を守る!加工食品との上手な付き合い方

今日の内容は、子供の健康を守るためにできる、加工食品との上手な付き合い方、についてです。

現在の時は2020年4月。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、外出自粛要請があり、日本の学校の多くが休校中になっています。
親である大人たちも、リモートワークが拡大中。

そんな中、大人たちが抱える悩みとは

「三度の食事を出すのが精一杯・・・」
「間食が子供も自分も増えて仕方ない・・・」

というもの(^_^;)

というわけで、先日開催したオンライン講座でも同様の内容をお伝えしたのですが、受講されたお母さんたちからは、こんなご感想をいただきました。

「子供たちの休校中に、三度の食事全てを自炊することは難しく、加工食品に頼らざるを得ない状況下にあり、その対処法を知れて気持ちが楽になりました。」

「アイスやスナック菓子の摂取量が増えていたタイミングに受講できて、何をすればいいのか?の改善ポイントがわかって良かったです。」

食事は365日毎日続くもの。
完璧な食生活は目指さなくて大丈夫。
加工食品と付き合う時には、できる工夫をすれば大丈夫。

その代わり、その「できる工夫」はやっていこう、というのが今日の内容です。

 

私が加工食品をお勧めしない理由2つ

私が加工食品をお勧めしない理由2つ

元肥満、元体調最悪、元看護師の立場からして、加工食品はどこをどう見ても、やっぱりオススメはできません( ´ ▽ ` )
その理由を2つに分けて考えてみました。

①栄養素が少ない

加工食品とは、食品に何らかの加工を施したものと意味します。

具体的にあるものと言うと、調味料、お菓子全般、冷凍食品、レトルト食品、インスタント食品、そして見逃しがちなのが肉などの加工食品です。

天然・自然のものを長期保存ができるように、加工してあるものもあれば、ほぼ天然自然のものを使わずに作られているものも多くあります。(=加工食品)

加工食品は、体を健康美に導くための栄養素の確保はほぼ難しく、栄養素を含まない嗜好品というふうに捉えるのがベターです。

 

②添加物の多さ

加工食品とは、食品を加工することによって保存性を高めたり安全性を高めたりしているもの。

よって保存料・甘味料・着色料・香料などの添加物がプラスされることになります。

これらは間違いなく人類の食品食文化を向上させてきてくれたものになるので、一概に否定はできません。

添加物があるおかげで私たちは、コンビニエンスストアで様々なものを買うことができ、遠出をするときに食品を腐らせたりすることなく安全に食べ物を楽しむことができています。

 

しかし添加物とは自然界にはないもので、いわば体にとっては毒素以外の何者でもありません。

 

つまり加工食品には体を作るための栄養素が少なく、添加物が多いと言うことになります。

 

工夫次第で上手に付き合える加工食品

 

加工食品と上手に付き合っていく上で知っておきたい食事の2つの分類があります。

美食脳では、食事を2つで切り分けて考えてもらうようにしています。

1、体をキレイにする食材
2、体を汚す食材

です。

体をキレイにする食材

  • 野菜
  • 果物
  • キノコ
  • 海藻
  • 発酵食品
  • タンパク質
  • 炭水化物

 

体を汚す食材

  • 加工食品全般

 

これらを判別した上でさらに食事のシーンを見ていきましょう。

 

私たちの食事のシーンは大きく分けて2つ

 

1、食事のシーンで加工食品を取る場合

ときには面倒くさくなって、カップラーメンを食べることもあるでしょう。

しかしカップラーメンは、どこからどうみても加工食品でしかありません( ´ ▽ ` )

いわゆる栄養素がなく添加物が多い食品。

大切なのは加工食品のみで食事を終わらせないということ。

 

カップラーメンと加工食品に、何か、体をキレイにする食材をプラスできないかという風に考えてみてください。

例えば

カップラーメンにサラダをプラスする、
カップラーメンに野菜炒めを追加する、
などです。

 

2、間食のシーンで加工食品を取る場合

間食と言えば、天然の果物、焼き芋や焼き栗、手作りのおやつ以外はほぼ加工食品と考えられます。

現在、休校なで子供たちが家にいる時間が多くなると、自然と間食が増えていくのは仕方のないこと。

しかし間食から加工食品をたくさんとっている上に、3度の食事にも加工食品が多数登場していたら、子供たちの体には栄養素が摂取できておらず、逆に添加物を多く蓄積することになります。

つまり間食の量が増えているのであれば、そこは3度の食事でいかに加工食品を減らしてあげるか、そして体をキレイにする食材を増やしてあげるか、ということがキーポイントになります。

 

なんだ結局手間がかかるのか、と思われるでしょうか?


健康的で美しい体を作っていくために魔法の方法はありません。

どこかで楽をしたりおいしい思いを楽しむのであれば、必ずどこかでリカバリーをしてあげる事が必要です。

加工食品のお世話になりっぱなしにしないこと、これが現代人が上手に健康美を作り上げていくもっともの最も簡単な方法だと考えています。

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プロフィール
代表理事 高久恵美子
日本美食脳アカデミー協会代表理事 高久恵美子カロリー計算・g計算不要。しっかり食べてキレイになる食事法を推奨する看護師/保健師。
「毎日の食は、わたし達の味方である」ということを、栄養学とは異なった観点で、ワーキングウーマンやダイエットを繰り返してきた人に教えています。FB   詳しいプロフィール お問い合わせこの著者の記事


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