甘いものって、食べ始めた時は美味しいけれど、だんだんと袋の中身がなくなっていくのをみて、強い罪悪感に襲われたり、食べ続けた自分を責めたりして、苦しい思いをしますよね。
食べ過ぎが太るもとで、老化のもとであることもわかりつつ、甘いものをつい食べ過ぎてしまう!
そんな方にオススメの対処法をご紹介します。
目次
1、空腹にさせないよう食事をしっかりとろう!
甘いものを欲する時、あなたの意思が弱いというより、ただ単純にこんな理由も考えらえます。「前の食事の量が足りていない。」
わたし達のカラダって、ただテレビを観ているだけでも、寝ているだけでもエネルギーを消費しています。使った分は補給する必要があるので、お腹が減るのは当たり前だと思ってあげてください。さらに仕事や家事、スポーツをしていたら、なおお腹が減るのは当然のこと。
空腹を常に感じやすい傾向にある方は、普段の食事の量がしっかり確保できているか?チェックしてみてくださいね。
ちなみに、かつてフルーツダイエットでダイエットに成功したものの、その後減った以上にリバウンドをしてしまったという女性も、毎朝この食事量を食べて、今や体重ー5,5キロになっているそう。ぜひ彼女の食事方法も参考にしてみてくださいね。
参考:日本美食脳アカデミー協会プレミアム認定講師 岩切恵美さんブログ
1-1、野菜をしっかり食べる

野菜には食物繊維が豊富。食物繊維は、胃の中で水分を吸収し膨張するため、食事の満足感を上げることにもつながります。お腹いっぱい食事を食べたい方は、脂質・糖質の高いおかずを食べ過ぎないためにも、毎回の食事にたっぷりの野菜を入れることをオススメします。
1-2、たんぱく質をしっかり確保

たんぱく質とは「肉・魚・卵・大豆製品」など。中でも、満足感をあげてくれるものは、脂質を多く含む動物性たんぱく質「肉・魚・卵」です。多くの方は、「たんぱく質をしっかり食べている」と思っているのですが、実は、必要量までは食べている人が少ないのも事実。
その人にとって必要なたんぱく質量は、体型や、運動量などによっても変わっていきますが、だいたいの目安としては、1食につき、「自分の手の指を除いた平の大きさ」は摂りたいもの。
食事と食事の間に、どうしてもお腹が空いて甘いものがやめられない、という方は、前の食事のたんぱく質が不足している可能性大ですので、意識してみてくださいね。
1-3、主食も健康のためには必要!

ダイエットをするとなると、一番に食事制限の対象になるものが主食となる炭水化物です。
日本人が主食とする米などの穀類は、糖質を多く含むため、それらが脂肪の原因となり太る原因とされていますが、適量の炭水化物は健康美のために必要です。
炭水化物がもつ糖質は、立派なカラダのエネルギー源であり、また脳の唯一の栄養素でもあります。カラダにとって必要不可欠である糖質を、食事で抜いてしまうと、カラダは変わらず欲するもの。そこで、代わりとなる糖質をお菓子として求めてしまうのです。
お菓子から糖質を摂るくらいなら、主食である炭水化物からしっかり栄養として摂取した方が、断然健康美には効果あり!
特に、ごはん茶碗1杯程度の主食は、太るに価する量ではないので、食事の時間にしっかりと栄養となる糖質を摂取して、無駄に甘いものを食べてしまう習慣を手放していきましょう!
2、栄養あるものを食べよう
市販の甘いお菓子には、糖質は多く含まれるものの、わたし達のカラダに必要な栄養素は期待できません。本来カラダに必要な栄養素が補給されない限り、満足感を得ることができず、延々と何かを食べたい気持ちを持続してしまいます。
カラダに必要な栄養素は、お菓子などの加工食品ではなく、自然の形に近いものに豊富に含まれています。必要な栄養が欠落したお菓子より、栄養たっぷりの自然に近いものをいただきましょう。
【栄養あるおやつの具体例】
・果物
自然の栄養がたっぷり含まれます。とくにオレンジやグレープフルーツなどの柑橘類は、水分を多く含むため、少量でも満足感を得やすい優れものです。日本特有の四季には、それぞれの旬の果物が豊富にありますので、ぜひ季節の果物を意識して選んでみてくださいね。
・ナッツ
美人が食べているおやつとして名高いナッツ。豊富な脂質とタンパク質を含みながら、ビタミン・ミネラル・食物繊維も期待できます。また、カリカリとした食感が、満足感アップにもつながります。
・ドライフルーツ
様々な種類のドライフルーツが増え、選ぶの楽しくなりましたね。デーツ、マンゴー、イチジク、ベリー類、パイン、りんご・・・・。いろんな味でおやつタイムを楽しむことができます。
ドライフルーツを購入する際は、オイルコーティングされていないもの、砂糖を使用していないものかどうかをよくチェックしてみてくださいね。果物から水分を除くことでできているドライフルーツは、少量ながらも糖質はしっかり持っていますから、食べ過ぎには注意も必要です。
3、甘いものを食べ過ぎないためのオススメ対処方
甘いものを控えたい、避けたいと思っていても、そうはいかないこともあって当然!人間の欲求はあくなきもの。どうせ食べるなら、罪悪感が生まれないような工夫をして、楽しんで食べちゃう覚悟も必要です。
3-1、食べる時は、食べる量を決めて楽しもう!

チョコレート、クッキー、アイス、バウムクーヘン、アイス。
甘いものは、脳の栄養となるため、喜ぶもの。だから、ついつい食べ過ぎてしまったり、食べ始めたら止まらなくなったりは、致し方のないことでもあるのです。でも、やっぱり甘いものって、美容にも健康にも、少なからず影響はあるもの。食べ過ぎたらもちろん脂肪になりますし、お肌も汚れていきます。
せめて、「食べ過ぎ」という状況を作り出さないよう、意識を高く持ちましょう!
お気に入りの高級プレートなどに、「このくらい」という量をしっかり決めて出します。そして、食べ過ぎを防いでくれる飲み物も用意して、「今日のおやつはこの量を楽しむ!」とつぶやいてくださいね。その量を、ゆっくりと飲み物をいただきながら楽しみましょう。くれぐれも、「おかわり」とならないよう、ゆっくり楽しみましょう。
3-2、食べる内容を変えてみよう!

甘いものでも、種類はたくさん。
白砂糖・小麦粉をふんだんに使ったお菓子から、自然の甘さの果物。それらを加工したドライフルーツ。
どうしても、甘いものを毎日食べずにはいられない!!そんな方は、果物やドライフルーツを利用してみるのもいいですね!
とくに果物は、水分も豊富に含むため、満足感を得るスピードが速くなるので夕食前のおやつなどにとても重宝しますよ。ぜひ旬の果物を、スーパーでのお買いもの時に購入する癖をつけてみてください。
3-3、食べると決めたらとことん楽しむ!

これはとても重要です。甘いもの=悪いもの、と認識しているので、食べるたびに「ダメな自分」「意思の弱い自分」と責める女性が多いですが、先述した通り、甘いものは「脳が大好き」なのです。
だから、食べる内容や量の工夫をして、せっかく食べると決めたなら、とことん楽しむことをしないと損ですよね。
「食べる自分はダメ」ではなく「考えて食べているから大丈夫!」そう思えるよう、内容・量を工夫して、罪悪感のないようにしていくことも大切です。
まとめ
甘いものを食べ過ぎてしまう人のオススメ対処法はいかがでしたでしょうか?
大好きな甘いもの。敵とせず、上手に味方につけることも必要です。せっかく楽しむなら、対処法にて罪悪感を生まないよう、美しく賢く食べていきましょう!