野菜中心の食生活のメリット・デメリット

野菜中心の食生活のメリット・デメリット

日本美食脳アカデミー協会の高久恵美子です。

野菜大好きな女性、多いですよね。

そして、野菜信仰はやっぱり根強いです。

ですが、「陰と陽」という言葉がある通り、何事にもメリット・デメリットがあるという事実を忘れてしまうと、トンデモナイことになる、ということを身を持って体感しました。

はい。

ヘルシーで良い食生活をしているつもりだったのに、意外な落とし穴があることに、自分のカラダを通して実感できたからこその今があるので、それはそれで感謝をしていますが・・・。

というわけで、今回は、わたしが実際に経験した、「野菜ばっかり食べて起きた本当の話」をお伝えします。

 

野菜をたくさん食べることのメリット

野菜をたくさん食べることのメリット

野菜をたくさん食べることによって、野菜が持つ栄養素をたっぷり取り込むことができます。

野菜が持つ栄養素は、

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 食物繊維
  • ファイトケミカル
  • 酵素
  • 水分

などなど。

これらの栄養素をふんだんに摂取することができるので、お肌の透明感が上がったり、デトックス効果によって排泄がスムーズに行くようになったり、いいことがたくさんあります。

がしかし、デメリットももちろんありました。

 

野菜中心の食生活によるデメリット2つ

①タンパク質不足

当時私はほぼベジタリアンのような食生活をしていました。

当時学んでいた知識としては、植物性の食事からでもカラダに必要なタンパク質は十分に摂取できる、むしろ現代人は食べ過ぎていると言うものでした。

ところが、ほぼベジタリアンのような食生活を始めて2年ちょっと経ったあたりから、わたしの採血結果から「タンパク質不足だよ」という数値が出るように・・・。

その数値の項目を「BUN (尿素窒素)」といいます。

当時、看護師をしていたわたしにとって、「BUN (尿素窒素)」が基準値以下である事は、さほど大きな問題ではありませんでした。

教科書的にいうと、ただの「低栄養」と言う立ち位置なので、治療が必要なものではないことは重要視されません。

いうならば、「食事をがんばって食べてね」位の内容です。しかも、割と高齢者の人に言うことであったりして・・・。

当時の私の食生活はこんな感じです。

朝:グリーンスムージー

昼:たっぷりのサラダとおにぎり1つ。それで足りなければ少しの果物。

夕:たっぷりのサラダにたっぷりの温野菜、少しの炭水化物

 

このような形の食生活を送っており、自分の中ではヘルシーだと思い込んでいました。

が。

実は体に必要なタンパク質は全然食べていなかったということになります。

 

タンパク質が不足すると、カラダに起こる変化は他にも・・・・。

タンパク質は、全身の組織を作る大元の栄養素でもあります。

ほぼほぼベジタリアンの食生活をしていた頃、よく絆創膏が必要でした。

なぜなら・・・。新品の紙などに触れると、皮膚がよく切れていたからです。

どこかに指先をぶつけるだけで、爪が二枚爪になるので、ペラペラの爪では缶詰のプルタブも開けられない状況でした・・・。

と言っても、当時はそのことには気づいていなくて、ほぼベジタリアンの食生活を辞めてから、皮膚や爪が強くなったことに気づいた、という後追いです。

②体脂肪率が上昇!!

当時、看護師をしながら、ベジタリアン食を教える先生業をしていたわたしのブログを見返すと、体脂肪率は18%だったようです。

それが、ほぼベジタリアンの食事をするようになってから、徐々に徐々に体脂肪率が上がっていったのです。

なんとその数値は24%〜!!!!!!

これは当時の私からしたら全く理解が出来ませんでした( ・∇・)

「ヘルシーな野菜果物中心の食生活をしているのになんで?」

この時に初めて自分がやっている食生活を疑うようになったのです。

 

たんぱく質は筋肉を作る元

しかし、当時のわたしの食生活からは、カラダが吸収できるようなタンパク質量が、ほとんど摂取できていませんでした。(豆腐・納豆はかなり食べていました)

そして、エネルギー量も全く足りていない。

すると、カラダの中にある筋肉が分解されるので、いつの間にか筋肉量が減っていき、体脂肪率が増えるという悪循環を起こしていたのです・・・。

 

食事にはバランスが大事(食事だけでなく何事も・・・)

こういった自身のカラダの変化を感じてから、食事のバランスの大切さに気づいたわたし。

そこから食事の勉強もう一度やり直して、いろいろな栄養素が取れるようになってから感じたことがあります。

皮膚が強くなったり、肌や髪にツヤが出るようになったり、爪の伸びが速くなり、しかも強くなったり。(前述の通り)

そして何よりも嬉しいのは体調が整っている事と、体型の維持がしやすいということです。

 

何事もバランスが大事(二度目・・・・。大事です!!)

現在都内でも、サラダボールのお店やスムージースタンドなどは根強く人気です。

日常的に野菜不足の人が通うには良いけれど、「野菜だけ食べてラッキー」と思っている方がいたら、是非是非、経験者としては立ち止まっていただきたいなと切に願います。

きれいになりたい、痩せたいと言う意識の高い女性ほど、ヘルシーな食事を好む傾向にあります。

実はそれが太りやすい体質を作っていたりすることもあるということ。

今一度、続けている食習慣で「効果を得られていない」と感じている方は、ぜひぜひ、どんなところに落とし穴があるのか?ということを考える時間を取ってみてください。

わたし、はここまで気づくのに数年かかりました(^◇^;)

気づいた時点で、方向転換できれば、結構その後の人生が変わります!!誰かのお役に立てたら嬉しいです!!

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食事は、生涯ずっと続くもの。

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それではまた♪

プロフィール
代表理事 高久恵美子
日本美食脳アカデミー協会代表理事 高久恵美子カロリー計算・g計算不要。しっかり食べてキレイになる食事法を推奨する看護師/保健師。
「毎日の食は、わたし達の味方である」ということを、栄養学とは異なった観点で、ワーキングウーマンやダイエットを繰り返してきた人に教えています。FB   詳しいプロフィール お問い合わせこの著者の記事


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