食事と食事の時間を空けすぎないこと

食事と食事の時間を空けすぎないこと【美食脳ラボ】

多くの女性の食事レポートをチェックさせていただいておりますが、驚くのは夕食時間の遅さです。
女性の社会での活躍は喜ばしいものの、働き方改革はまだまだうまく融合していない事実が垣間見れます。
特に気になることは、ランチをとってから次の夕食までの時間が長いということ。
今回は、食事と食事の時間を空け過ぎることのデメリット、空けないことのメリットについてお伝えします。

食事と食事の時間を空け過ぎることのデメリット

結論からいうと、食事と食事の間の時間を空けすぎると、太りやすくなります。

食事で摂取した脳の栄養源となる糖質は、食後4時間ほど経過するとほぼ消費されています。
つまり、食後4時間ほどしたら少しずつ空腹感が出てきたり、イライラし始めたりするということ。
その現象自体に「自分はおかしい」「自分は食いしん坊だ」と思い込まれている方も多いのですが、当たり前の現象ともいえるのでご安心くださいね。

食事と食事の時間を空けすぎないこと【美食脳ラボ】

この空腹感の度が過ぎると、人は脳にストレスを感じ始めます。ストレスに対して「防衛反応」が働くと、何かで対処しようとするのも当たり前の現象です。
それが、「人に強く当たる」人もいれば、「何かを食べる」ということで対処する人もいます。後者の場合は、その度合いに対しての注意が必要です。
少し食べて満たされる時もあれば、思う存分に食べないと気が済まないことも・・・・。
それがいわゆる「暴飲暴食」や「ストレス食べ」というものに当たるのです。

また、食後4時間経過すると糖質が枯渇することから、カラダに必要なエネルギー源の不足が起こります。
この時に、エネルギー源として利用されるものが、実は筋肉です。筋肉を分解してエネルギー源にすることにより、日常生活に必要なエネルギーの確保をしています。
筋肉が利用されるということは、体内の筋肉量が減っていくということ。筋肉量が減れば、自然と代謝は落ちるので、食間が空くことの多い生活を繰り返すほど、太りやすくなるわけです。

さらに、空腹時間が長ければ長いほど、カラダは飢餓状態に陥ります。次の食事のタイミングで入ってくる糖質の吸収率がぐんと高まることで、太りやすくなることも懸念されますよね。
もし、意図せず食間が空いてしまった場合は、食物繊維から最初に食べて血糖値の急上昇を控える工夫などを忘れずにしてあげましょう。
間違っても、たっぷりの糖質を単品食べする、などの危険行為は控えましょう。(菓子パン、お菓子、ラーメン、チャーハン、パスタなどの炭水化物メインのもの、など)

食事と食事の時間を空けすぎないことのメリット

食後4時間経過してからの、イライラや空腹は、「栄養補給してね」のサインでもあります。

12時にランチを食べ、16時くらいからお腹が空き始め、18~19時に夕食摂取ができるのであれば、間食を待たずに夕食作りをしたいところ。その方が、美味しく夕食から栄養をいただけますよね。

しかし、夕食が20時〜23時など遅くなるのが明白であれば、「健康的で美しさにも効果的な間食」を早めに摂取しておくのも一つの手といえます。

「健康的で美しさにも効果的な間食」【美食脳ラボ】
  • 旬の果物
  • オイル加工や砂糖コーティングをされていないドライフルーツ
  • ナッツ
  • 思い切っておにぎり

などを選んでみましょう。

また、果物やドライフルーツ、おにぎりなどは、糖質を多く含むものですので、食べ過ぎには注意が必要です。

自宅などでの間食には、食事の残りのお味噌汁や、納豆・ゆで卵などの糖質少なめの「野菜・タンパク質」などもおすすめです。

大きな空腹感をもたないことで、食べ過ぎ防止・血糖値の急上昇・筋肉の現象を防ぐことができ、結果それらが美しさや健康にもつながりますね。

まとめ

空腹・イライラは自然のメカニズム。
その日のスケジュールを朝のうちにあらかじめ確認して、会社に持ち込む間食などを効率よく準備しておくことをおすすめいたします。

 

プロフィール
代表理事 高久恵美子
日本美食脳アカデミー協会代表理事 高久恵美子カロリー計算・g計算不要。しっかり食べてキレイになる食事法を推奨する看護師/保健師。
「毎日の食は、わたし達の味方である」ということを、栄養学とは異なった観点で、ワーキングウーマンやダイエットを繰り返してきた人に教えています。FB   詳しいプロフィール お問い合わせこの著者の記事


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