【プロテインは万能じゃない】元医療従事者の私がプロテインの習慣化をおすすめしない理由

タンパク質はプロテインで代用できるの?

「タンパク質はプロテインで代用できるの?」
実によくいただくこのご質問。

パーソナルトレーナーさんをつけたり、スポーツジムに行く人は、お決まりのようにプロテインドリンクを飲んでいる方、多いですよね。

プロテインとは、タンパク質のことなので代用できます╰(*´︶`*)╯♡

が、しかし。

女性として、そして元医療従事者としての知識からいうと、食事の代わりに摂取することや、長期間に渡って摂取し続けることはオススメしません!!!

今回は、プロテインの習慣化をオススメしない理由と、そもそも論についてご紹介します!

 

元医療従事者のわたしが、プロテインをオススメしない2つの理由

元医療従事者のわたしが、プロテインをオススメしない2つの理由

医療の知識をもとにしたわたしの考えと、これまで関わらせていただいた受講生さんからのご意見をもとに、2つの理由を挙げてみました。

①カラダへの安全性や負担

プロテインの値段ってピンキリですよね。

プロのトレーナーさんやスポーツジムが推奨するのものであれば、安全なのかもしれません。

が、そういうサポート環境にない人たちが、「痩せるために」「運動効率を良くするために」と何気なく「お試し気分」で購入している安価なプロテイン!!!

後ろの原料表示をよくみてみてくださいね。

  • 香料
  • 風味を出すもの
  • 飲みやすさを出すもの

これらは添加物です。

期間を決めて、プロテインを取り入れるならまだしも、なんとなくズルズルと飲み続けている場合、その期間が長ければ長いほど、添加物を大量に摂取しているのと同じ。

わたしからすると、こういったものは「健康食品」ではなく「加工食品」になるわけです。

 

そして、もう一点。

タンパク質は、過剰に摂取すると、腎臓に非常に負担をかける栄養素でもあります。

通常の食生活において、腎疾患がない限りはそのような心配はありませんが、プロテインドリンクとなると話は別!!!!

というびっくりケースによく遭遇します。

 

例えば・・・・。

「お腹が空くから、つい追加してプロテインを飲んでいました。」

「飲んだ方が痩せやすくなるのかなと思って、倍量飲んでいました。」

という知識の少ない環境で摂取してしまっている方も多いのも現実。

腎臓に負担がかかれば、ひどければ腎障害にもなるし、そこまでいかなくとも、代謝は下がるのでより痩せづらいカラダと、体調不良が懸念されるわけです・・・・。

 

②継続性の問題

ご相談をいただく時というのは、本人に迷いや不安がある時。

一体どんな迷いや不安があるのかというと・・・・・。

②ー1 経済的なこと

一人暮らしの時は、プロテインやサプリメントにお金をかけられていた人も、結婚や子育てを機に、お金をかける所の優先順位が変わっていきます。

その時に、なんとくやめたけど、、、、、本当はどうなんだろう??続けるべき?でもお金が・・・・。

うん^ ^そもそも負担に感じているならば、さっさとその選択肢は外しましょう♪です^ ^

 

②ー2 満足度

プロテインドリンクで、必要なタンパク質は確保できるものの、やはりお腹の満足度は満たされない・・・・。

食事って、視覚・嗅覚・味覚・触覚・聴覚という五感を使ってこそ満たされる仕組みになっています。

プロテインドリンクだけではなく、グリーンスムージーや酵素ドリンクでは、そこが堪能できないために、満足度が得られづらい。。。

そして、胃にたまる容量も絶対的に不足しているので、あるあるなのが「耐えられなくて、間食が増えています。」「結局、普通にご飯を食べました。」「ストレスで過食気味になっています。」という本末転倒な結果に陥っている方も多いのです。

 

そもそも論。「どうありたい?」

とはいえ、これだけ情報が氾濫する時代です。

キレイになりたい!

健康的になりたい!

痩せたい!

筋肉つけたい!

そんな意識高い人たちは、必要とするであろう情報に飛びつきやすい環境がいくらでも用意されているのが現代です。

ですが、大切なことが抜けていませんか??

それは、「どんな食生活がお好みですか?」「どんな食事を家族と楽しみたいですか?」という「あり方」について。

 

例えば。

わたしは、食べることが大好きなので、昔持っていた資格で教えていた「酵素ジュース」を使ってのファスティングは、教えているだけでも罪悪感に苛まれていました・・・・。笑

食べることが大好きだ!と認識したわたしは、どんなにテレビで「ファスティングの有用性」「現代人は3食は食べ過ぎだ」と偉い先生達が話していようとも、ブレることがなくなりました♪

もし、「その見てくれてもいいから、パリコレに出てくれ!スケジュールは2ヶ月後だ!」と言われたら、一生の記念を最高の形にしたい欲求はあるので、ファスティングも喜んでやるでしょう!

 

しかし、わたし達の食生活は、一生涯続きます。

わたしの年代からいうと、あと4万5千回くらいの食事回数が、365日繰り返されるわけです。

(⇦一体、何才まで生きるつもりなんだw)

病気にでもならない限り、わたしは色んな食事シーンを、大切な人たちと共に、そして何よりも自分のために楽しみたい。

大げさかもしれないけれど、それを守ることは、わたしにとっての憲法25条を守るのと同じくらいの感覚なのです(//∇//)

それを脅かすような選択肢は、わたしは選ばないし、選びたくないのです。

 

プロテイン以外に食事でとれるタンパク質4選

一般的な活動量の人であれば、毎日の食事からでもタンパク質は十分に摂取可能です。

しかも、やっぱり意識して食べていくと、健康的に痩せていく人が続出するから本当にタンパク質ってすごい!!!

1、肉

男性も子供も大好きな人、多いですよね^ ^

牛肉・豚肉・鶏肉・ラム、、、。

値段も味もそれぞれですが、固定し過ぎないように、レパートリーを楽しんでみてください。

2、魚

刺身、煮魚、焼き魚、フライ、蒸したもの。

こちらも色んなレパートリーで楽しめます。

帰りが遅くなったスーパーで購入できる値下げ後の刺身なんて、最高の美容フード!!!

「高い」なんて思わずに、自分への最高の投資だと思って楽しみましょう。

3、卵

みんな大好き!

コスパ的にも主婦の友!

ただし、朝食に卵1個では不足なので、お魚足したり、お豆腐を使ったりして補うと美容効果抜群です♪

4、大豆製品

キレイな女性はみんな大好き!

豆腐

納豆

などですね^ ^

ただし、ヘルシーそうにも見えますが、大豆製品ばかりの食生活ではタンパク質しがちですから、肉・魚・卵も上手に取り入れていってくださいね。

 

ガマンや無理のない、一生続けられる方法を・・・・

ガマンや無理のない、一生続けられる方法を・・・・

キレイになりたい!

痩せたい!

という思いばかりに囚われてしまうと、情報の渦に飲み込まれます。

急がば回れ、とはよく言いますが、一生物の健康美は、瞬間的に手に入るものではなく、毎日の習慣で成り立つもの。

うまい誘い文句に流されない判断力を身につけるために、そもそも論として「自分がどうありたいのか?」を時間をかけて見つけていってくださいね。

関連記事:家族の食事量、どうしたら健康的に満足させてあげられる?

家族の食事の量、どうしたら健康的に満足させてあげられる?

 

もうちょい具体的な食事ほ方法や、考え方については、無料のメール講座で配信中!

こちらもあわせて読んでみてください~✌︎(‘ω’✌︎ )

>>美味しく楽しくしっかり食べてキレイになる!美食脳無料メール講座配信中!!

ではまた^ ^!!

プロフィール
代表理事 高久恵美子
日本美食脳アカデミー協会代表理事 高久恵美子カロリー計算・g計算不要。しっかり食べてキレイになる食事法を推奨する看護師/保健師。
「毎日の食は、わたし達の味方である」ということを、栄養学とは異なった観点で、ワーキングウーマンやダイエットを繰り返してきた人に教えています。FB   詳しいプロフィール お問い合わせこの著者の記事


美食脳ラボ:「止まらないリバウンドに歯止めをかける方法」
美食脳ラボ:「毎回ひどい!!かちかち便秘の原因と対処法」
美食脳ラボ:「うちの家族」のLDLコレステロールが高いのは遺伝・家系なの?
コラム:ダイエットをしようか迷ったら・・・
コラム:「食事を整えて健康になりたい」と思ったら取り組みたいこと