ダラダラ引きずってしまうやめられない間食癖・・・。これが太る原因だ、これが肌荒れの原因だ、カラダに良くないからいい加減やめようと思っているのになかなか手を引くことができないのが間食癖の手強いところです。
間食を本気でやめるなら、攻めのポイントと守りのポイントを押さえることが上手なコツ。今回は、ダラダラやめられない間食を上手にやめるコツについてお伝えします。
目次
1、何と言ってもまずは「覚悟を決めましょう!」
何より大事なのは、まずはご自身の決意・覚悟につきます。なんとなくで癖になった間食癖は手放せません。いつでも明確に「そう!私は変わるんだ!」と思いを強く持てる理由づくりから取り掛かることをオススメします。
1-1、なぜ間食をやめるのか?その理由を明確にする

過剰な間食が良くないことは誰しもがわかっていますが、それを断ち切ろうとするからには、それなりの強い動機があるはずでし。それを明確にしていきましょう。
- 体重がありえない数字をマークしてしまったから
- 健康診断で血糖値が高値になってしまったから
- 体型の崩れが気になってきたから
- ダイエットをしたいから
- お菓子をダラダラ食べる自分と決別したいから
- ニキビの原因が毎日の間食だと自覚しているから
などなど、間食をやめようと思った理由があるはずです。それを叶えるためにも、まずは理由を明確にご自身の中で把握していきましょう。
1-2、間食をやめるとどんないいことがあるのか?
間食をやめようと思った理由が明確になったら、今度はそれを達成したらどんないいことが待っているのかまで考えてみることをオススメします。
- ニキビが自然とできなくなり、美肌になる
- 間食をやめたら体重増加がストップするのは明確だ
- 次回の健康診断でデータが正常値に戻る
- 胃を休めることができる
- 無駄買いがなくなることで節約になる
など。これらのメリットが明確にイメージできていると、心が揺らいだ時に気持ちを引き締めるいい材料になります。
2、ストレスなく間食をやめるコツ
2-1、間食を家に置かない、買わない

当たり前のようでなかなか難しいのがこれではないでしょうか。
やはり、目につくところに置いてあることが、間食を引き起こす根本原因です。
家に置かない、スーパーやコンビニの買い物でもおやつコーナーには立ち寄らずに買わない、これがファーストステップです。
2-2、食事を3食しっかり食べる

間食癖がついている人の多くが、「間食を食べたいから、食事を軽くする」という間違った認識でいます。間食はモノにも寄りますが、原材料で考えると、食事の代わりになるような完璧な栄養を期待することはできません。不足した栄養素があると、どうしてもカラダは充足されるまで欲するようになっていますから、食事を抜いていた人こそ間食癖が強くなってしまうのです。
食事とは、健康的に美しく生きるために必要なものであり、内容さえ間違わなければ太るものではありません。
欠食をすることなく、しっかりと朝・昼・夕と、栄養のバランスを考えて食事量を確保すること。
これも不要に間食をしてしまう癖から脱するためのコツと言えます。
内容としては、カサ増し効果のある食物繊維をしっかり含んだ野菜・海藻・きのこ類をいただくこと。
食事の満足感を高めてくれるタンパク質をしっかり摂り入れること。
エネルギー源として重要な役割をもつ炭水化物を必ず食べること。
そこに、適量の質のいいオイルや、発酵食品である味噌・醤油などを活用したメニューであれば最強の食事といえるでしょう。
2-3、食事の時間が空く時は間食を補食と捉える

どんなに間食をやめるという固い決意をしたとしても、強い空腹を感じてしまうと心が折れるものです。
食後4時間を経過すると、だんだんとカラダの中の血糖値成分は低下していき、5~6時間経過する頃には、エネルギー欠乏を示す空腹感を自覚するようになっています。
とくにお仕事をしている方で残業が多い方は、一度休憩の時間をとって、強い空腹を迎える前に何か胃に入れておくことは非常に効果的です。
この際、間食と捉えずに、「健康美のための栄養ある捕食」と位置づけることが大切。
- フルーツ
- ドライフルーツ
- ナッツ
- おにぎり
など、健康美によいおやつか、しっかりとおにぎりなどを摂取してしまうのもいい方法です。
2-4、温かい飲み物を定期的に取り入れる

間食癖がついてしまっている方の中には、水分摂取が上手にできていない方も目立ちます。
水分を適量ずつ補給してあげることで、強い空腹感を自覚するのを防ぐこともできます。
しかしながらお腹が空いたら飲む、のでは遅いのです。
定期的に、時間を決めて、温かいお茶などを用意してあげて、気分もお腹も落ち着かせてあげましょう。
なお、嗅覚を満たしてあげることでリラックス効果があり、ストレスによる間食食べを防ぐ効果も期待できます。
好きな香りのハーブティーなどを数種用意し、気分で香り・色ともに楽しんでみてください。
2-5、間食内容がカラダには不要なものだと理解する
これまで食べ続けてきた間食が、実はカラダにとっては無意味どころか、カラダのためにならないものだったと理解することで、スパンと間食をやめることができた方がたくさんいらっしゃいます。
間食とは、甘いものであれば、
- バームクーヘン
- チョコレート
- ケーキ
- アイス
などがあります。
これらは、肌を硬くしたり、カラダをむくませたり、脂肪を作り出すのが得意な砂糖や小麦粉がたっぷり。
さらには、風邪の菌などのエサにもなり、風邪をひきやすくなったり、回復まで時間を要したりするようになります。
また、塩っけのある間食としては、
- 揚げせんべい
- ポテトチップス
などがあります。
これらは、酸化したオイルを大量に摂取してしまい、代謝を下げたりニキビの原因になったり、血液を汚したりする大きな原因となります。
つまり、おおよそ皆さんがトリコになってきた間食の多くは、カラダの健康美のためにもなるべくカラダの中に取り入れたくないモノたちばかりだったのです。
これを知ると、「気持ち悪い」といって間食が激減する方もいらっしゃいますが、あなたはいかがでしょうか?
3、どうしても間食が食べたくなった時のコツ
とはいえ、それでもどうしても間食を欲してしまうこともあるでしょう。そんな時は、無駄なストレスを溜めないように、潔く間食をしてしまうのがベターです。
3-1、カラダの栄養となる間食を選ぶ

せっかく何かを食べるのであれば、健康美につながるものを選択してあげましょう!
そう割り切ることができれば、罪悪感なんて持つ必要ありません。
具体的には、
- 季節のフルーツをそのまま
- ドライフルーツ(食べ過ぎには要注意)
- おにぎり
- ゆで卵
- お味噌汁
などがオススメです。
ここでつい食べ過ぎてしまって、結局次の食事を抜く・・・なんてことになると、振り出しに戻りますから、気をつけましょう。
3-2、その時の間食する量を決めて食べる
カラダにいい間食を食べると決めたら、量を「見える化」することが大切です。
大袋からダラダラと食べ続けていると、あっという間になくなってしまい罪悪感・・・のスパイラルに陥りることは必至の道です。
食べると決めたら、きちんとお皿に出し、「今はこの量を楽しむ」と決めて、目で楽しみながらいただきましょう。この時、飲み物もお忘れなく。水分を胃の中に流し込んであげることで、満腹感を促進してくれます。
3-3、お気に入りの食器にセッティングする
間食は罪悪感のあるものではなく、健康美のために一役買ってくれる捕食を位置付けたなら、とことん価値ある時間にしてあげることを意識しましょう。
お気に入りの食器に、その時楽しむ間食を美しく盛り付け、お気に入りのカップで水分を用意する。
できれば、ランチョンマットなども用意してあげて姿勢良くいただくなど、ラグジュアリーなおやつタイムをお楽しみください。
まとめ
間食を、攻めてやめることも大切ですが、守りの姿勢で「いい間食をする」と切り替えることも成功の秘訣です。
絶対にやめる!と強い覚悟で臨める方はしっかり攻め、いやいやそれはキツイ・・・という方は守りの姿勢も楽しみつつ、上手に間食をやめるコツをつかんでいってくださいね!