「炭水化物を食べるから太るのかな・・・」
「痩せたいから炭水化物を抜いています!」
「炭水化物は、夕食ではここ数年食べていません」
そんな、炭水化物抜きダイエットを頑張っている方にぜひお伝えしたい「炭水化物を食べた方が、楽にダイエットに成功しやすい理由」と実際のエピソードについてお伝えします。
目次
1、炭水化物を食べた方がダイエットがうまくいく理由

炭水化物抜きダイエット失敗の理由の多くは、「辛くて途中で断念した」や「逆に間食が増えてしまった」というものがあります。
これからご紹介する内容をお読みいただくと、その失敗の理由が見えてくるはずです。
1ー1、炭水化物を食べた方が代謝が上がりやすい→痩せやすい
炭水化物を食べた方が代謝が上がりやすくなります。代謝が上がれば、もちろん痩せやすい体質になっていきます。
なぜそのようなことが起こるのかー。
食事からは、様々な栄養素を取り込むことができます。
例えば、ダイエット中に人気の野菜には、ビタミン・ミネラル・酵素・ファイトケミカル・・・、とたくさんの栄養素が確保できます。
栄養素のネーミングだけでもヘルシーそうに聞こえますが、実は、野菜から摂取できる栄養素だけでは代謝アップには不十分なのです。
代謝アップのためには、炭水化物がもつ糖質という栄養素も必要不可欠。
そして、これらの様々な栄養素は、チーム制で最大効力を発揮するという特徴があります。
つまり、ヘルシーそうに見える野菜から摂取できる栄養素だけでは不足だし、太ると思われがちな炭水化物がもつ糖質も、むやみに抜き過ぎると、痩せ体質づくりの妨げになってしまうというわけです。
1ー2、間食が自然と減っていく
脳にも栄養素は必要です。脳が最も必要とする栄養素が、まさに炭水化物に多く含まれる糖質です。
私たちが、ものを考えたり、勉強したりするときなど、無意識のうちにも脳は常に活動していて、その活動のエネルギー源になるものが糖質なのです。
ところが、必要な糖質が食事から摂取できないとなると、他のものから糖質を摂取させようとします。
脳は、過去に食べた糖質豊富な食材を記憶しているので、チョコレートやアイス、ケーキなど、甘いものをより欲するようになるのです。
痩せたいと思って一生懸命食事から炭水化物を抜いていても、結局感触がやめられなくなってしまうのは、こういった脳のメカニズムがるわけです。
2、食事から炭水化物を食べると間食が減っていく

脳には常に糖質が必要。だからこそ、食事からしっかりと糖質を補給してあげることで、脳がむやみに糖質を欲するという悪循環を防ぐことができるのです。
最近届いた、「炭水化物を食べたらダイエットに成功した事例」を2つご紹介します。
2ー1、炭水化物を3食食べて体重ー2kg
2020年10月から具体的に炭水化物が「なぜ必要なのか?」を理解され、実践!!
10月ー11月の段階で、体重が2kg減ったそうです。
彼女がおっしゃっていたのは「自然と間食の量が減りました。むしろ欲さなくなって、自宅にあるおやつに一切手をつけていない状況です。」とのこと。
勇気になりますよね!炭水化物を食べても大丈夫なのです!
気をつけていただきたいことは、あくまでも「栄養はチーム制」ということ。
彼女も、炭水化物だけではなく、野菜・タンパク質もしっかり食べていただきました。
2ー2、コロナ禍でも「あえて」炭水化物を食べて体重ー4kg
こちらも40代女性で、上のお子さんはなんと大学生。
コロナ禍で、体重が増え続けた時に「このままではいけない!」とダイエットをスタートされたそうです。
これまでのダイエットでは、炭水化物抜きダイエットばかりをやっていたそうですが、もともと炭水化物大好きだったため、いつも途中で挫折・・・・。
「栄養はチーム制」について理解されていた彼女は、今回は「炭水化物を」「あえて食べる」を採用。
お買い物の徒歩の距離を伸ばすなどの工夫もされたようですが、炭水化物を抜かないことで食事内容を意識され、見事、11月の時点で体重ー4kgのダイエットに成功されたそうです。
勇気のわくエピソードですよね。
3、炭水化物を食べてダイエットを成功させるコツ
ぜひ、勇気を持って今日から1日3食の炭水化物摂取を心がけてみてください。
炭水化物がもつ糖質は、生きているだけでどんどん消費をされていきます。
代謝を上げていきたいので、3度の食事で、その都度カラダに必要な糖質を補給してあげることで、ダイエットの成功につながりやすくなるのです。
最後に
これまでずっと炭水化物を抜いていた方は、最初はどなたも炭水化物である主食を食べることに抵抗があると思います。
でも、ぜひ上記2名の女性のエピソードを思い出し、糖質を信頼してみてください。
食事への満足度も高くなるし、家族と同じ食事も堂々と囲める喜びも味わっていただけたら嬉しいです。