代表理事プロフィール
概要
不安定な体質を変えるため、スポーツジム、サプリメント、高級エステ、料理教室など健康美への自己投資額は500万円を超える。一時、ベジタリアンに近い食事療法に傾倒するが体にも心にも限界を感じ勉強を再スタート。
医療従事者としての10年間の臨床から学んだ知識と、自らの経験をもとに、「美味しく楽しくしっかり食べて健康美を叶える食事法=美食脳メソッド」を考案。
受講生は国内外850名、カウンセリングは2,300件に及ぶ。
自らの健康美を当たり前のようにセルフコントロールできる社会を目指し、美食脳マイスターの育成を中心に学校法人講演、企業研修を通じ、老若男女へ食の価値・素晴らしさを発信している。

【経歴】
2004年
国際医療福祉大学保健学部看護科卒業
保有資格:看護師/保健師
2014年
美食脳トレーニング講座開講
2017年7月
日本美食脳アカデミー協会を設立 代表理事就任
STORY
◇子供時代
よく風邪をひくぽっちゃり体型の子供でした
とにかく、子供の頃から風邪をよくひいていました。
当時は、病院に行けば薬を処方されることが多く、1年中風邪薬や抗生物質を飲み続けていました。
また、子供の頃から頭痛・肩こり・生理痛もひどいものでした。
今となれば、それらの症状には「毎日の食事」が大きく関わっていたと理解できるのですが、当時は「家系の体質」として「仕方のないもの、薬でどうにかするもの」という認識しか持っていませんでした。
食生活はどうだったかというと、お菓子はあるだけ食べても何も言われない環境で、インスタント食品もよく食べていました。
おかげで、成長期にはニキビで顔が真っ赤に化膿するほどでしたが、当時はその原因が食生活であることに気づくことができていませんでした。
◇一人暮らしをはじめてすぐに人生最大の体重へ
華の看護学生のはずが・・・・
希望いっぱいでスタートした一人暮らし。
ところが・・・。親元を離れ、もともと「食生活の軸」がないわたしが、人生最大の体重を更新するのに10ヶ月もかかりませんでした。
目に入る美味しそうなものをスーパーやコンビニで買っては一人で楽しめる幸せに浸り、夕食は大好きなケーキを食べ、部活の前後には甘い菓子パンを食べる。
洋服はあっという間に入らなくなり、体重は68kgへ!
体が大きくなっても、風邪をひきやすい、頭痛肩こりがひどい、疲れやすい、便秘がち、などの不調面は相変わらずで、「一生変わることのない自分が持って生まれた体質」だと思い込んでいました。
◇自分のあり方に疑問を持ち始めた看護師時代
勝手に減っていく体重・・・
看護師として働くためにはじめて出てきた大都会東京。
毎日緊張の連続に加え、夜勤という慣れない生活リズムの中、ダイエットはしていないのにも関わらず、わたしの体重はどんどん落ちていきました。
もともと「食生活の軸」のないわたしですから、朝は急いでトースト1枚とカフェオレ。残業で帰宅した遅い時間も食事を作る余裕もなく、トースト1枚を食べて寝る。そんな生活が続き、唯一の栄養源は病院の社食という状況でした。
新人時代の2年間で、体重は20kg以上ダウン。洋服を買いに行くと5〜7号サイズをすすめられるようになり、20代前半のわたしは、痩せていく自分に喜びを感じていました。
毎年インフルエンザに感染する看護師・・・
体はスリムになったものの、昔から抱えている爆弾はそのままでした。
季節の変わり目には、必ず大きな風邪をひき、熱を出しては病欠をする看護師。
冬になると、毎年必ずインフルエンザに感染する看護師。
1週間は他スタッフにシフトを全て変わってもらうことになり、その間に担当患者さんはどんどん入れ替わっていきます。
体はスリムになったのに、相変わらず不調な体質。
「このままでは社会人として通用しない・・・」そう思い、「生まれ持った体質だから・・」という言い訳に頼らない方法はないのか、模索する日々がスタートします。
勉強と投資の日々
お料理教室、高級サプリメント、スポーツジム、なんでも取り入れてみました。
しかし「これだ!」と大きな変化を体感するものはなく、そのうちに健康と美容の境目がわからなくなり、高級エステや美顔器にまで手を出すようになっていきます。。。
当時の投資金額の合計は・・・。ざっと計算しても500万円は超えています。。。
菜食主義との出会い
この時、ヨガの先生のすすめで「菜食」を主とする食事法に出会います。これが効果テキメンで、菜食を摂り入れることによって、体に良い変化がたくさんありました。
「食事の大切さを伝えたい!」と看護師とWワークをしながら、菜食の素晴らしさや方法を伝えるお教室をスタートしたのもこの時期です。
体にも心にも限界を感じた菜食生活
菜食のお勉強にいらっしゃる受講生の方の多くは、過去のわたしと同じく、「食生活の軸」がないことを自覚されている様子でした。みなさん、食生活に意味を持たせることで、体質を整えられる方ばかり。
ところが、菜食生活がスタートして少し経つと、同じようなご相談を多くいただくようになったのです。
それが「家族と同じ食事ができなくてやりづらい」「外食が楽しめない」というもの。
同時に、私の体にも「異常値」を示す値が出るようになりました。(ここでは詳細は省略しますが、主に「体内のタンパク質要素の不足、筋肉量が低下し体脂肪率が上がる、などがありました)
このことをきっかけに、再び食事の勉強を決意したのです。
◇美食脳メソッドの誕生
答えは案外簡単に見つかったような気がします。
「自分がしたい食事は何か?」
その答えは、「美味しいものを諦めたくない」「なんでも食事を楽しみたい」「一緒に食べる人をも健康美に導けつ食事がいい」
逆に「自分がしたくない食事は何か?」
「ガマンをする食事はしたくない」「家族と別々の食事も望まない」「体調や体型を崩すような食事もしたくない」
このような自分の中での意思が芽生えてくると、食事と体の関係を紐解きながら見えてきた答えは「美味しく楽しくしっかり食べて自分と家族の健康美を叶える食事」で、それは栄養学的に十分に可能なことでした。
自然と全国に広がる美食脳の仲間たち
これまでの経験や気づきをブログなどのSNSで発信することで、美食脳メソッドを学びたいというお仲間があっという間に全国に広がりました。
「食べる量が2倍になったのに、体重が増えないどころかどんどん減っていく!」
「お腹いっぱい食事を楽しむのは子供の頃以来!」
「子供の頃からの便秘があっという間に解消した!」
「同じ食事を食べていた夫まで、体重がー7kgになっていた!」
「家族と同じものを食べながら、体質改善ができる一生物の知識になった!」
などのお喜びの声をいただいています。
20〜60代と幅広くご受講いただいていますが、食と体の関係性を第一に考えてあげることができれば、何歳になっても体質改善は可能であることを、多くの受講生さまが証明してくださっています。
◇誰もが食の勉強をすべき時代へ
サプリメントや栄養補助食品、スポーツジムなどの健康産業の市場は拡大する一方ですが、日本の健康寿命は依然として低迷しています。
美味しいものが溢れている豊かな時代。様々な情報も溢れている時代。
昔とは異なり、自分や家族の体に入る食事のことを、きちんと把握してセルフケアしなければ身を守れない時代に入っています。
健康美が私たちの人生にもたらせてくれる豊かさや可能性は無限大。
健康美を損ねることで失うものも無限大と言えます。
まずは大人が、自分の健康美をコントロールできるようになることで、未来ある子供達に家庭で伝承をしていけるようになること。
一家に一人、美食脳マイスターがいることを目指して、これからも食の価値・素晴らしさを伝えてまいります。