こんにちは。日本美食脳アカデミー協会の高久恵美子です。
小麦粉を食べ過ぎると、身体が一気に浮腫むタイプなので、旅行帰りの今、絶賛小麦粉オフ中です。(島根ー鳥取の旅、最高でした♪アメブロの方に旅行記も記録しているのでぜひご覧ください^ ^食べ物だらけですが。笑)
旅行前に購入しておいたバナナが、すっかり完熟してしまったので、美味しく有効活用!!!ということでお決まりのバナナパウンドケーキを作りました。
あまり、小麦粉か米粉か、はこだわらないのですが、今回は小麦粉はダメー!!!ということで米粉をチョイス。
嬉しいことに、いつも美食脳メンバーの皆さんが「レシピもー!!!」とメッセージを下さるので、参考元からのアレンジ内容を備忘録として残したいと思います(^ ^)
目次
初心者さんにこそ嬉しい米粉のメリット
米粉って、最近よく聞きますよね^ ^
美食脳的には、「米粉だからって食べ過ぎていいものではないから気をつけようね!」「小麦粉のアレルギーがないならそんなにこだわらなくてもいいかもよ!食へのルールはあまり作らないのが楽だよね!」というスタンスで講座を展開しています。
が。製菓作りにおいて、米粉ってとっても楽!!!!最初にその理由をお伝えしますね^ ^
米粉のメリットその1 :振るう必要がない
これ、製菓好きの人にとっても大きくないですか?
あの面倒くさい工程の1つである
- 粉ふるいを取り出す
- 粉ふるいにかける
- 粉ふるいを片付ける
- 散らかった粉を拭く
あ、4つも工程がありました!つまり、これらがなくなるのです。
なぜなら、米粉ってサラサラしているので、振るわなくても大丈夫。計量したらそのままドボンでOK!
水分を入れた時にもダマになりにくいので、お好み焼きやクレープを作る時にもとーっても便利です^ ^
米粉のメリットその2:不慣れでもお子さんで食感が保たれやすい!
小麦粉と異なり、グルテンを含まないのが米粉の特徴。
クッキーやケーキを作る時によくある「こねない」「切るように混ぜる」「さっくり混ぜる」の意図は、グルテンを発生させるとサクサク・ふんわり食感が損なわれてしまうから。
グルテンとは、こねればこねるほど、混ぜれば混ぜるほど発生するので、パン作りの時まめっちゃこねる!
でもクッキーでやると、硬いクッキーになるし、ケーキでやると膨らまない。
慣れてくれば、小麦粉でも十分に美味しく作れるけれど、小さなお子さんと時間をかけて楽しんだり、手際が悪い自覚があったり不慣れな人でも、米粉なら安心です^ ^
米粉のメリットその3:栄養や吸収率について
その他、小麦粉に比べると
・必須アミノ酸が豊富
・糖質がやや少なめ
・油の吸収率が小麦粉に比べると低い
というところもありますが、結局「米粉だから安心!」と言ってバンバン食べていいわけがないので、この辺りは私は大きなメリットとは考えていません。何事もほどほどに♪が一番ですね。
ただ、アレルギーのある方に関しては、とーっても喜ばしいものだと思っています。
お子さんにグルテンアレルギーがあったら、昔だったら食事の幅が狭まって大変だっただろうし、お子さんもたくさん我慢を強いられたことでしょう。
でも今は、米粉を使うことによって、クッキーもドーナツもパンもケーキも楽しめます!食の文化の拡大は、人の幸せを増やすことに間違いはないので、米粉の存在意義はとても大きいと感謝しています♪
うんちくはこの辺りにして、早速レシピのご紹介です。
ちなみに、参考元はこちら。
ここに、好きなようにアレンジを加えても失敗しづらいのも米粉の魅力です^ ^
というわけで、アレンジたっぷりのレシピをお楽しみください!
【米粉】バナナ・紅茶・くるみのパウンドケーキレシピ
《材料》
- 米粉 100g
- 無塩バター 50g *普段、お菓子作りなんてしないから無塩バターがない!という方は、普通のバターでも塩気のあるちょっと大人な美味しいケーキになりますよ♪
- 完熟バナナ 3本
- 卵 1個
- 砂糖 30g *40gから減らしています。理由は、完熟バナナ3本を生地に丸っと入れたから。砂糖をあまり減らしすぎるとしっとり感に影響するので難しいところですが、バナナたっぷりなので20gでもOKそうなしっとり具合と甘さでした!次回は20gで挑戦してみたい!)
- ベーキングパウダー 4g *ちょっと増やしました^ ^いつもこのくらいは入れているから。
- アールグレイ 7g *ドバッと出ちゃったのでそのまま使ってみました。笑 美味しかったです♪
- 牛乳(豆乳でも水でもOK)大さじ3
- くるみ 50g *適当で大丈夫!入れると美味しいですよね!
《作り方》
- パウンドケーキ型にクッキングシートをセット。オーブン180度で予熱スタート。
- 柔らかく戻したバター(レンジでちょっと温めちゃう♪笑)と砂糖を白っぽくなるまで泡立て器ですり混ぜる。
- 2のボウルに溶き卵を入れて混ぜ混ぜ。
- 荒めに潰したバナナ・くるみを3のボウルへ。
- 牛乳をチンしたら茶葉を投入し、香りと色が出てきたら4のボウルへ。
- 米粉・ベーキングパウダーを5のボウルへ入れて混ぜる。
- 型に生地を流し入れてトントンと空気を抜いてオーブンへ。この時、中央を凹ますか、焼いて10分経過した際に真ん中に楊枝で線を入れると、綺麗な割れ目ができます^ ^
- 180度、35分でスタート。後半、焦げてきたらアルミを上からかぶせます。この時、うちのオーブンは再度予熱になってしまうので、パウンドケーキはそのまま中に入れたまま、予熱した時間を差し引きます。焼きすぎは、パサツキの原因になるので要注意!
- 焼き上がったら、型から外して粗熱をとる。クッキングシートを外して、ラップに包んで半日以上寝かせるとしっとりします♪パウンドケーキの敵は乾燥!!!出来上がりをそのまま放置されませんように(^_−)−☆
まとめ
一度作ってしまえば、冷蔵保存で5日間くらい食べている気がします。笑
もちろん、お友達に配っても喜ばれる♪ただし、お配りするにはバナナが入りすぎて割れやすい。自宅用でないのであれば参考元のレシピの通り、生地に入れるバナナは2本、残り1本は飾り用がいいかもしれません(^_−)−☆
ご参考までに!
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