食べたくないのに止まらない!甘いものが食べたくなる時とは?

食べたくないのに止まらない!甘いものが食べたくなる時とは?

あまり食べちゃイケナイとはわかっていても、どうしても無性に甘いものが食べたくなる時、ありますよね。それが、ちょっとだけ・・と思って食べ始めると、結局セーブできなくて、気がついたら一袋全部食べちゃった・・・ということも・・・。

食べちゃイケナイのはわかっているし、できれば食べずにいたい甘いもの。

いったいなぜ、自分の気持ちとは裏腹に、甘いものを欲してしまうのか?甘いものが食べたくなる時について、解説します。

1、やめられない!!甘いものが食べたくなる時ってどんな時?

甘いものが食べたくなる時

無性に甘いものが食べたくなる時もあれば、「あ、わたし甘いものなくても大丈夫かも!」と嬉しくなるくらい落ち着いている時もありますよね。その差って、いったいどのようにして生まれるのでしょうか。そこがわかれば、上手に対処できそうですね!

1-1、カラダがエネルギー不足の時

糖質は、脳や筋肉に欠かせないエネルギー源です。

糖質は、カラダを動かしたり、物を考えたりすると消費されていき、体内で欠乏をしてきたタイミング、つまり車に例えるなら、ガス欠状態になると「お腹が空いた」と感じさせることによって、物を食べさせようとします。本能で、カラダは生命を守ろうとしているので、ガス欠になったら危険だと察知することで、「何か食べなきゃ!」と思わせてしまうのです。

1-2、血糖値を上げすぎてしまった時

白砂糖や小麦粉を使ったケーキ、菓子パン、ドーナツなどの高GI食品を食べると血糖値が急上昇します。急上昇した血糖値状態では、わたし達人間は幸せホルモン”セロトニン“を分泌することによって「幸せ感」を感じることになります。

それと同時に、急上昇した血糖値に対し、糖を下げる働きのあるインシュリンが大量に分泌されます。大量に分泌されたインシュリンは、血糖値を低下させますが、今度は必要以上に血糖値を低下させてしまうのです。急降下してしまった血糖値状態では、今度はカラダは、「究極なガス欠状態」と判断され、イライラしたり、不安感を得ることによって、快楽の状態(高血糖の状態)を求めるのです。

急上昇させてしまった血糖値は、急降下をする。この急降下してしまった時こそ、「甘いものを食べたくなる時」になってしまうのです。

1-3、ストレスを感じている時

現代社会は、非常にストレスを抱えやすい環境にあります。仕事、人間関係、家庭環境、経済状況、恋愛・・・。ストレスがかかると、幸せホルモンとは逆のホルモン、”ストレスホルモン“と呼ばれるコルチゾールが分泌されます。このコルチゾールがちょっと厄介者なのです。

まず、コルチゾールが分泌されると、幸せホルモンセロトニンが減少します。セロトニンが減少すると、再び幸せを求めるため、甘いものを欲してしまいます。

また、コルチゾールは、食欲抑制ホルモンであるレプチンも減少させてしまうのです。レプチンの減少によって、食欲が増してしまい、カラダにとっての一番のエネルギー源である糖質を豊富に含む甘いものをが食べたくなるのです。

1-4、睡眠不足の時

睡眠不足

やはり、ライフスタイルの乱れは、美と健康には大敵です。睡眠時間が短いと、ホルモンバランスにも大きな影響を与えます。
なかでも注目したいのホルモンが、食欲をつかさどる2つのホルモン「グレリン」と「レプチン」です。

  • グレリンとは、食欲増進作用のあるホルモン
  • レプチンとは、食欲を抑制作用のあるホルモン

睡眠不足になると、グレリンの分泌が促進され、逆にレプチンの分泌が減少します。つまり、睡眠不足の状況は、食欲増進につながりやすいということなのです。そして、自然に無理をしたライフスタイルを送っていると、ストレスも溜まるので、いいことなしなのです。

2、食べたくなる甘いものの特徴って?

甘いものが食べたくなる時の条件はわかりましたね。では、こういう時の甘いものって、どういう基準で選んでしまっているのでしょうか?

2-1、白砂糖を使った甘いもの

白砂糖には、食べ物が本来もつ栄養素であるビタミン・ミネラル・食物繊維などが圧倒的に不足しています。さらには、血糖値も急上昇させやすく、強い依存性があります。

白砂糖を多く含むチョコレートやアイスクリーム、キャラメルなど、血糖値を上げるのに即効性のある甘いものは、幸せホルモン「セロトニン」をいち早くキャッチするのにうってつけであることを本能でかぎ分けるため、これらの甘いものを欲するようになっています。

《白砂糖を使った甘いもの》
チョコレート・アイス・キャラメル・プリン・キャンディー・ケーキ・和菓子・クッキー・グミ、市販のお菓子全般

2-2、小麦粉を使った甘いもの

小麦粉も、白砂糖同様、食べ物が本来もつ栄養素が大きく欠如しています。そして、実は白砂糖よりもさらに強い依存性をもつといわれています。

小麦粉で作られた甘いパン、甘いクッキー、ケーキなど、一度食べると翌日も食べたくなることはありませんか?

それはまさに、小麦粉による強い依存性に本能が支配されている証拠なのです。甘いものは好まないけれど、食パンやラーメン・パスタなどの麺類がやめられない!という方も、この小麦粉の依存性の強さの犠牲になっているといっていいでしょう。

《小麦粉を使った甘いもの》
クッキー・ケーキ・パンケーキ・菓子パン・パイ・クッキー・ビスケット・マフィン、バームクーヘン、など

 

3、甘いものを食べたくなった時の対処法

甘いものを食べたくなる時はどういう時なのかがわかった。
そして、どういったものを好んで食べてきたのかもわかった。

ここまでわかれば、あとは、無性に甘いものを食べたくなる時の対処法を習得できれば良さそうですね!簡単にできる対処法をいくつかご紹介します。

3-1、果物を食べる

甘いもの対処法

甘いものが食べたくなる時、カラダが欲しているのは、やはり白砂糖・小麦粉を使った間食です。ですが、これらを食べ続けていると、ずっとこの連鎖を断ち切ることができません。

そこでオススメしたいのが果物です。手軽に季節の果物を食べることで、ビタミン・ミネラル、食物繊維、酵素といった美と健康のためになる栄養素も持ち合わせています。また、天然の水分も豊富に含んでいるため、空腹を満たすのにはもってこいの一品なのです。甘さが凝縮され、水分の少ないバナナなどよりも、水分を豊富に含むオレンジやグレープフルーツなどの柑橘類を選ぶ、というのもいいですね!

四季のある日本に住んでいるなら、四季に合わせたいろんな種類の果物を楽しむことができますよ!

3-2、思い切っておにぎりを食べる

  • ランチが満足に食べられなかった時
  • 残業のために夕食時間が遅くなることがわかっている時
  • 究極の空腹に到達する前に

「補食」として、思い切っておにぎりを食べてしまうこともオススメです。午後は、仕事でもハードに頭とカラダを使うことにより、エネルギー源である体内の糖質が欠如してきています。そこを放置し、空腹がガマンの限界にきた時に、本能ではつい、甘くて美味しい白砂糖や小麦粉をつかった間食を選びがちです。
しかし、それでは悪循環を生むだけ。ここは、食事の分散とみなして、思い切っておにぎりを食べ、帰宅後の遅い夕食では、空腹状態を作らないことによって、野菜中心の低脂肪の夕食をいただくことで、健康美を守ることが可能です。

3-3、温かい飲み物をいただく

甘いもの対策には温かい飲み物を

甘いものを欲するとき、本当はお腹が減っていないけれど・・・なんとなく・・・というパターンの方が実は多いことをご存知ですか?

お腹が空いていないのに、甘いものを欲しがる心理には、「幸せを感じたい」という欲求が原因のこともあります。幸せを、血糖値を上げることで感じることは簡単ですが、温かいハーブティーやいいコーヒー豆を挽いて、お気に入りのカップ&ソーサーでのいつもよりリッチなティータイムを演出することで、「幸せ感」を持つことができ、甘いものへの欲求がおさまることも期待できます。

3-4、ガマンをしない

人間は、とてもストレスに弱い生き物です。ストレスを溜め込んでしまったことで、自分を解放する手段として、甘いものに逃げてしまう人も少なくありません。一度「甘いもの食べたい!」と感じてしまったなら、その気持ちにガマンを強いるとより強いストレスとなってしまいます。

よって、無理にガマンをしないこと。チョコレートがどうしても頭から離れないなら、ドカ食いをして後悔をするまえに、「このくらい」という量をしっかり決めて、お気に入りの食器にしっかり添えた状態で、ガマンせずに楽しむことも大切なポイントです。

3-5、軽く運動をする

運動といっても、激しいトレーニングの必要はありません。活発に動きながら、部屋の掃除をする、でもいいですし、気分転換に近所を散歩する、でもOK。
ストレスのない、心地の良い運動は、幸せホルモンであるセロトニンの分泌にも効果があります。

ストレッチやヨガなど、ご自宅でも簡単にできることがたくさんありますから、心地の良い運動量、というものを意識して、ストレスになるようなストイックな運動を避け、リフレッシュ目的の軽い運動を意識するのもいいですね!

まとめ

こうしてみてみると、甘いものを食べたくなる時というのは、自分の意志の弱さではなく。カラダのなるべくしてなるメカニズムが原因していたのだなと気づくことができますね。

ライフスタイルを整え、食生活も整え、自分と向き合う毎日は気持ちいいでしょうし、そんな生活ができたら、そもそもドカ食いなんてする必要もないことでしょう。

ぜひ「甘いもの=イケナイ」と思わず、本能と上手に付き合っていく感覚で、毎日の工夫をしてもらえればと思います。